娯楽・レジャー施設での障害者割引、遊園地やテーマパーク、カラオケをよりお得に楽しむ

娯楽・レジャー施設での障害者割引は?遊園地やテーマパーク、カラオケをよりお得に楽しむ

遊園地やテーマパーク、カラオケ、スポーツなど。

あらゆる娯楽施設やレジャースポットを利用するにあたって、障害のある人に設けられた割引制度があるのをご存知でしょうか。

例えば東京ディズニーランドでは1日券が通常の約20%、一部のカラオケボックス店では30%の割引で利用できるなどさまざまな割引サービスがあります。

一部では障害のある本人とは別に、同伴する人も割引が適用されることがあります。

しかし、チケット購入にはオンラインもしくは窓口のみだったり一部のサービスが対象外だったりするなど条件も多いです。

この記事では、代表的な娯楽施設やレジャースポットを一例に障害者向けの割引サービスを紹介します。

視覚や聴覚など健常者よりも利用できることが制限される障害者が、施設やサービスを楽しむ上で費用負担を軽減できる情報としてご参考になれば幸いです。

目次

テーマパークなどの娯楽・レジャー施設

施設や店舗によって対応はさまざまですが、遊園地やテーマパークなどのレジャー施設でも障害者割引があります。

またカラオケやボウリングといった娯楽・スポーツ関連施設でも障害をもつ人への割引を設定しているところもあります。

以下に代表的な娯楽・レジャー施設を一例に紹介しますので、知りたい施設のリンクをクリックして確認してみてください。

東京ディズニーランド/東京ディズニーシー(TDL/TDS)

年間約3000万人が来園する日本最大のテーマパークとされる東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでは、パークチケット「1デーパスポート」に障害者割引を導入しています。

1デーパスポートとは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーどちらかのパークを開園時間から1日楽しめるパークチケット(1日券)です。

1デーパスポートの料金比較表

区分一般料金障害者割引料金
大人(18歳以上)7,900~10,900円6,500~8,700円
中人(12~17歳)6,600~9,000円5,300~7,200円
小人(4~11歳)4,700~5,600円3,800~4,400円
3歳以下の幼児は無料、代金は入場日により変動

東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのパークチケット代金は入場日によって変動するため、上記料金は最安値・最高値の目安として参考にしてください。

1デーパスポートの障害者割引

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの障害者割引は、パークチケット一覧で確認したところ一般料金に対して約20%くらいの割引でした。

障害のある人向けの1デーパスポートを購入できる対象者は、以下の通りです。

手帳・証明書をもっている本人

身体障害者手帳・療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳・戦傷病者手帳・障害福祉サービス利用のための各種受給者証をもっている本人が割引対象となります。

上記に該当する本人の同伴者1人

手帳・証明書などをもっている本人1人に対して同伴者1人に限り、割引料金での購入が可能です。

参考:パークチケット一覧(東京ディズニーリゾート)

1デーパスポートの購入における注意点

ただし障害者割引が適用される1デーパスポートのチケットは、オンラインでの購入のみ受け付けています。

各チケット窓口での販売は行っていませんので、注意してください。

また入園当日は、割引対象の証明書(原本または障害者手帳アプリ)を忘れないように持参しましょう。

入園口にチケットの二次元コードをかざすと音が鳴りキャストが向かうため、対象の証明書を提示することで入園できる流れです。

参考:障害のある方向けのパークチケットについて(東京ディズニーリゾート)

東京ディズニーリゾートのバリアフリー

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを統括する東京ディズニーリゾートでは、バリアフリーに取り組んでいます。

パークを効率よく楽しめるように、東京ディズニーランド・ガイドマップや東京ディズニーシー・ガイドマップの補足としてインフォメーションブックがあります。

一部アトラクションでは、車いすや電動車いすのまま利用できたり聴覚に障害のある人に台詞や歌詞を自動で字幕表示したりしてくれます。

東京ディズニーリゾートのバリアフリーについては、下記サイトをご参考ください。

参考:東京ディズニーリゾートのバリアフリー

東京ディズニーランド/東京ディズニーシーについて

東京ディズニーランドは、1983年に開園した千葉県浦安市にある遊園地で、米国・カリフォルニア州のディズニーランド(1955年)、フロリダ州のディズニー・ワールド(1971年)に次ぐ世界で3番目のディズニー・テーマパークです。

シンボルであるシンデレラ城を中心に、冒険や童話、未来など人々に親しみやすいテーマに沿って7つのエリアに分けられています。

東京ディズニーランドに隣接する東京ディズニーシーは、海にまつわる物語や伝説をテーマにした世界でただひとつのディズニーテーマパークです。

東京湾に面した場所に位置し、港や海洋探検をもとに冒険とロマンス、イマジネーションに富んだ8つのテーマポートに分けられます。

所在地千葉県浦安市舞浜1-1
開園時間9:00~21:00(変動する日あり)
休園日年中無休(非常事態による臨時休園あり)
公式サイト東京ディズニーリゾート

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)

大阪市にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)では、入場券「1デイ・スタジオ・パス」の障害者割引を設定しています。

障害者向けの1デイ・スタジオ・パスは、正式には「障がい者向け割引スタジオ・パス」という名称で朝から晩までパークを楽しめる1日券です。

1デイ・スタジオ・パスの料金比較表

区分一般料金障害者割引料金
大人(12歳以上)8,600円~4,700円~
小人(4歳~11歳)5,600円~3,200円~
シニア(65歳以上)7,700円~4,700円~
3歳以下の幼児は無料、代金は入場日により変動

チケット代金は開園日によって変わるため、実際に行く日が決まったら公式サイトで確認することをおすすめします。

1デイ・スタジオ・パスの障害者割引

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの障害者割引は、WEBチケットストアのページで確認したところ一般料金に対して50%程度の割引率でした。

障害者向け割引のスタジオ・パスを購入できる対象者は、以下の通りです。

手帳などをもっている本人

身体障害者手帳・療育手帳(愛護手帳、愛の手帳)・精神障害者保健福祉手帳・被爆者手帳(被爆者健康手帳)・戦傷病者手帳をもっている本人が割引対象です。

障害者本人の同伴者1人

障害者本人1人につき、同伴者1人まで割引が適用されます。

なお障害のある本人の年齢区分ではなく、同伴者本人の年齢区分に応じた割引料金となりますので注意してください。

参考:障がい者向け割引スタジオ・パス(USJ)

1デイ・スタジオ・パスの購入における注意点

障害者割引が適用される1デイ・スタジオ・パスのチケットは、公式サイトのWebチケットストアで事前に購入する形となります。

各チケット窓口での直接購入は終了していますので、注意してください。

Webチケットストアで割引チケットを購入する際には、公的証明書のアップロードが必要です。

参考:割引チケットご購入における公的証明書提出について(USJ)

また入園当日は、割引対象の証明書(原本または障害者手帳アプリ)を忘れないように持参しましょう。

パーク内の入場ゲートで対象の証明書を提示することで入園する流れです。

ゲストサポート・パスの活用

障害者の料金割引以外に、待ち列に並ぶことができない障害のある人で障害者手帳をもっている人には「ゲストサポート・パス」を利用できます。

入場時間を予約するものであり優先入場のためのものではありませんが、自分の順番が回ってくるまでの間を待ち列以外の場所で過ごすことが可能です。

参考:ゲストサポート・パスについて(USJ)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのバリアフリー

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、障害者向けのチケット代金が割引になるだけでなくバリアフリーにも取り組んでいます。

一部の化粧室には介護ベッドが設置されており、有料ですが車いすのレンタルも可能です。

参考:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのバリアフリー

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンについて

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、米国の大手映画会社ユニバーサル・ピクチャーズ系列にある米国のテーマパークで、ユニバーサル・スタジオの日本での展開として企画されたテーマパークです。

「スパイダーマン」や「ジュラシック・パーク」「ジョーズ」などといったハリウッドの超大作映画や「シュレック」などのアニメ映画、スヌーピーやハローキティなどをテーマとするアトラクションがあります。

所在地大阪府大阪市此花区桜島2-1-33
開園時間8:00~22:00(曜日や季節に応じて変動あり)
休園日年中無休(天候などによる臨時休園あり)
公式サイトユニバーサル・スタジオ・ジャパン

東京ドームシティ アトラクションズ(TDCA)

東京ドームの敷地内にある東京ドームシティ アトラクションズ(TDCA)では、1日券の「ワンデーパスポート」に障害者向け割引が設定されています。

ワンデーパスポートは、アトラクションが1日乗り放題のチケットです。

なお、アトラクションの種類により付き添いが必要な場合や年齢や身長などの制限で乗車できない場合がありますので注意してください。

ワンデーパスポートの料金比較表

区分一般料金障害者割引料金
大人4,500円~5,500円3,500円~4,500円
中人・シニア3,900円~4,900円2,900円~3,800円
小人3,100円~4,100円2,100円~3,100円
幼児2,200円~3,200円1,200円~2,200円
料金は利用日によって変動

料金区分は大人=18歳以上、中人=中高校生、小人=小学生、幼児=3歳~小学校入学前、シニア=60歳以上です。

ワンデーパスポートの障害者割引

ワンデーパスポートの障害者割引は、上記表の通り一般料金に対して1000円引きになっています。

障害者割引が適用される対象となる手帳や証明書は、以下の通りです。

  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 愛の手帳
  • みどりの手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 障害福祉サービス受給者証
  • 通所(入所)受給者証

また、上記手帳・証明書をもつ本人と同伴者2人までが割引適用されます。

アトラクションズチケットカウンターやラクーアチケットカウンターでの受付時やチケット購入時に各種手帳を提示してください。

参考:障害者手帳をお持ちの方(東京ドームシティ アトラクションズ)

ワンデーパスポートの購入における注意点

ワンデーパスポートのチケットはアトラクションズチケットカウンター・ラクーアチケットカウンターで行っており、オンラインでの購入はできません。

また東京ドームシティにある各施設によって割引率も異なるため、他の施設の割引料金については下記リンク先のページをご参考ください。

参考:お身体の不自由なお客様へ(東京ドームシティ)

東京ドームシティ アトラクションズについて

東京ドームシティ アトラクションズは、東京ドームシティ内にある都市型遊園地です。

もともとは「後楽園ゆうえんち」と呼ばれており、フリーゲート(入園無料)で小さな子どもから大人まで楽しめます。

1日乗り放題のワンデーパスポートのほかに、各種アトラクションのチケットや対象アトラクションに待たずに乗れるスキップパスなどを販売しています。

所在地東京都文京区後楽1-3-61
開園時間10:00~20:00(季節による変動あり)
休園日年中無休(臨時休園あり)
公式サイト東京ドームシティ アトラクションズ

ハウステンボス

日本一広いテーマパークとして知られるハウステンボスでは、入場チケット「パスポート」の一部で障害者割引があります。

障害者割引が適用できるハウステンボスのパスポートは、以下の3種類です。

1DAYパスポート1日たっぷり満喫できるチケット
アフター3パスポート午後3時以降から閉園まで楽しめるチケット
1.5DAYパスポート午後3時から翌日の終日まで入場できるチケット

1DAYパスポートの料金比較表

区分一般料金障害者割引料金
大人7,600円4,600円
中人6,600円4,000円
小人5,000円3,000円
未就学児3,800円2,400円
シニア5,900円3,600円

アフター3パスポートの料金比較表

区分一般料金障害者割引料金
大人5,900円3,600円
中人5,100円3,100円
小人3,900円2,400円
未就学児3,000円1,800円
シニア4,700円2,900円

1.5DAYパスポートの料金比較表

区分一般料金障害者割引料金
大人11,200円6,800円
中人10,000円6,000円
小人7,700円4,700円
未就学児6,100円3,700円
シニア9,200円5,600円

料金区分は大人=18歳以上、中人=中学・高校生、小人=小学生、未就学児=4歳~小学生未満、シニア=65歳以上で、未就学児・シニアは免許証や健康保険証など身分証明書の提示が必要です。

参考:パスポートの障がい者料金(ハウステンボス)

各種パスポートの障害者割引

各種パスポートの障害者割引が適用される対象は、以下の手帳を所有している人です。

  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 被爆者手帳

入園当日に、チケット発券窓口にて各種手帳の提示が必要です。

障害者本人1人につき介助者1人に障害者料金を適用できますが、介助者の料金は介助者本人の年齢区分に応じます。

パスポートの購入における注意点

障害者割引が適用されるパスポートは、公式サイトにあるオンラインでのチケット購入はできません。

チケット発券窓口での現地購入となるため、障害者手帳などの原本を忘れずに持参してください。

ハウステンボスについて

ハウステンボスは、東京ディズニーリゾートの1.5倍の敷地面積を誇る日本最大のテーマパークです。

レンガ造りの建物や石畳の歩道などオランダの街並みを再現した、中世ヨーロッパをテーマにしています。

四季折々の花や海へと繋がる運河が楽しめる、自然と調和した美しい街として有名な観光スポットです。

所在地長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
開園時間10:00~21:00(季節やイベントによる変動あり)
休園日年始休業あり
公式サイトハウステンボス

ジブリパーク

スタジオジブリ作品の世界を表現したジブリパークでも障害者割引があります。

東京・三鷹にある三鷹の森ジブリ美術館では障害者割引が適用されないため、人気のジブリ作品を割引で楽しめるのは嬉しいですね。

ジブリパークの入場チケットはセット券2種類とエリア券4種類の計6種類あり、障害者割引料金は一般料金の半額となっています。

大さんぽ券プレミアムの場合の料金比較表

区分一般料金(平日/土日休)障害者割引料金
大人7,300円/7,800円一般料金の半額
子ども(4歳~小学生)3,650円/3,900円一般料金の半額
特別施設の観覧には当日入場券が別途必要

大さんぽ券スタンダードの場合の料金比較表

区分一般料金(平日/土日休)障害者割引料金
大人3,300円/3,800円一般料金の半額
子ども(4歳~小学生)1,650円/1,900円一般料金の半額
特別施設の観覧には当日入場券が別途必要

各種入場チケットの障害者割引

ジブリパークでの障害者割引が適用される対象は、以下の手帳などを所有している人です。

  • 身体障害者手帳
  • 精神障害者保健福祉手
  • 療育手帳
  • 特定医療費受給者証
  • 被爆者健康手帳
  • 戦傷病者手帳

上記手帳をもっている本人と同伴者1人までは「障害者・大人」もしくは「障害者・子ども」の券種を購入する形となります。

当日入場の際に各種手帳の原本またはコピー、障害者アプリのミライロIDのいずれかの提示が必要です。

なお一部のチケット購入では、システム利用料(1枚につき110円)が別途かかりますので留意してください。

入場チケットの購入における注意点

ジブリパークの入場チケットは予約制です。

オンライン購入もしくはコンビニの店頭販売となり、ジブリパーク内でのチケット販売は行っていませんので注意してください。

ジブリパークについて

ジブリパークは、愛知県の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内でスタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設です。

ジブリの大倉庫・青春の丘・どんどこ森・もののけの里・魔女の谷という5つのエリアに分かれ、ジブリ作品の世界を体験できる仕掛けや遊び場がありカフェやレストラン、ショップもあります。

所在地愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
開園時間平日10:00~17:00/土日祝日9:00~17:00
休園日毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)
公式サイトジブリパーク

カラオケ

意外と知られていませんが、カラオケボックスにも障害者割引があるのをご存知でしょうか。

施設・店舗によりますが、付き添い1~2人まで割引料金で利用できたり室料が50%の割引になったりします。

例えば全国で展開している大手カラオケチェーンのビッグエコーでは、障害者手帳を掲示することで総額から約30%の割引が受けられます。

グループ全員に適用される仕組みですが、会員料金・シニア料金・学割料金・フリータイム併用可など店舗によって料金は変わりますので必ず公式サイトで確認してください。

車いすの人は店舗の立地によって対応が異なるため、事前に利用する店舗に確認したほうがいいです。

参考:ビッグエコーの障害者手帳ご優待割引

参考:ジャンカラの障害者割引に関する質問

ボウリング

ボウリングをはじめとするアクティブなスポーツのレジャー施設でも一部では障害者向けの割引制度があります。

施設や店舗によって対応可否が分かれまずが、代表的な例として以下を参考にしてください。

ラウンドワン

ラウンドワンとは、ボウリング、アミューズメント、カラオケ、スポッチャ(スポーツ中心の遊び放題施設)などを提供する地域密着型の屋内型複合レジャー施設です。

子どもから大人までが楽しめるように、さまざまな設備が用意されています。

そんなラウンドワンでは、カラオケ以外にもボウリングや数十種類のスポーツを楽しめるスポッチャも各種障害者手帳などを提示することで付き添いの人も含め割引価格にて楽しむことが可能です。

ただし店舗によって料金をはじめとする条件が異なりますので、詳しくは下記サイトで確認してください。

参考:ラウンドワンの各種料金表(店舗別)

東京ドームシティのボウリングセンター

参考例として東京ドームシティにあるボウリングセンターの利用料金は、以下の通りです。

区分一般利用料金:平日(土日祝)障害者割引料金
一般700円(750円)一般料金から50円引き
学生650円(750円)一般料金から50円引き
中学生以下600円(650円)一般料金から50円引き
1ゲームの非会員料金で貸靴は別料金

受付時やチケットご購入時に身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・障害者手帳アプリ(ミライロ ID)、障害福祉サービス受給者証または通所(入所)受給者証のいずれかの提示が必要です。

参考:東京ドームボウリングセンターの利用料金

スポーツ関連施設

国や地方公共団体が運営するレジャー施設やスポーツセンターでも、障害のある人を対象に無料で利用できたり割引料金が適用されたりします。

各レジャー施設やスポーツセンターによって種目や対応は異なりますが、卓球、テニス、プール、バドミントンなど多種のスポーツを楽しむことが可能です。

以下に、割引が適用されるスポーツ関連施設を一例として紹介しますので参考にしてください。

市区町村が運営するスポーツセンター

例えば東京・新宿区の新宿区立スポーツ施設では、障害者がスポーツを楽しめる場や機会を創出しパラスポーツを促進することを目的に各施設の利用料金を無料にしています。

新宿区立スポーツ施設で無料化している対象施設は、13ヶ所です。

参考:新宿区立スポーツ施設における障害者の利用料金

東京都障害者総合スポーツセンター

東京都障害者総合スポーツセンターは、障害のある人のための施設です。

宿泊施設以外は無料で、体育館として利用できるだけでなくプールや卓球などができる専用室があります。

参考:東京都障害者総合スポーツセンター

六甲山アスレチックパーク GREENIA

アスレチックができる六甲山アスレチックパーク GREENIAでは、各種手帳をもっている本人と同伴者1人の入場料が半額です。

ただし同伴者は中学生以上が対象で、冬季営業の六甲山スノーパークでの障害者割引はありません。

参考:六甲山アスレチックパーク GREENIAの利用料金

上記以外にも動物園や水族館、美術館といった芸術・エンターテインメントでも障害者向けの割引制度がありますので下記記事をご参考ください。

娯楽・レジャーでの障害者割引まとめ

遊園地やテーマパークなど子どもから大人まで楽しめるレジャースポットには、シニア料金があることから障害者料金もあるだろうということは想定できるかもしれません。

しかしカラオケやスポーツなどアクティブなサービスの利用にも、障害をもつ人に向けた割引システムがあることは意外に感じたのではないでしょうか。

施設や店舗によっては、障害者向けの割引が設定されているか有無が分かれます。

それでも障害の種類によってできること・できないことがあることを考えた時。

健常者とのハンデを埋めて平等な機会が得られるためにも障害者割引をしっかり活用したいものです。

以前からいきたいと思っていたテーマパークだったりお住まいの近くにあるスポーツ施設の利用を検討したりしていたなら。

まずは、公式サイトなどで利用料金の割引制度がないか確認してみてください。

以下の記事では、動物園や水族館、美術館、神社仏閣など芸術・文化、自然、エンターテインメント施設における障害者割引を紹介していますので併せてお読みください。

  • ブログランキング・にほんブログ村へ
  • 人気ブログランキング
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

つむぎのアバター つむぎ クリエイター

重度難聴で耳あな型補聴器を装用
聴覚障害者として身体障害者手帳3級を所有
本業・副業ともにWebを中心としたデザイン制作

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次