障害者割引で景色や歴史を巡る!入館・入園料が安い東京都内の観光スポット情報(一例)

障害者割引で景色や歴史を巡る!入館・入園料が安い東京都内の観光スポット情報

全国各地にある観光スポットでは入館料や観覧料がかかりますが、障害のある人が利用する際には無料または割引で利用できることをご存知でしょうか。

東京都内でも障害者であることを証明するものがあれば、以下のように展望台や遊園地、神社などでの入館・入園が割引または無料です。

分類施設名称の例障害者割引料金
展望台東京タワーなど無料
遊園地東京ジョイポリスなど無料または割引
神社明治神宮など無料または有料
城郭・城跡江戸城など無料
公園・庭園・植物園新宿御苑など無料
動物園・水族館上野動物園など無料
博物館・美術館国立新美術館など半額または無料

また、障害者本人に同行する付き添いの人や介助者も無料または割引で利用できることがあります。

この記事では、東京都内にある展望台や神社などの入館料・拝観料における障害者割引について紹介します。

目次

東京都内の観光スポット一覧(一例)

障害者割引が適用される東京都内の観光スポットは、主に以下の通りです。

展望台や遊園地、神社などをジャンル別に紹介しますので、一例として参考にしてください。

展望台(タワー)

意外に思えるかもしれませんが、東京都内にある展望台やタワーの入場料金には障害者割引が適用されていることが多いです。

遊園地

東京都内にある遊園地の入園料金は、一般的に障害者割引が適用されています。

東京ディズニーランドや東京ドームシティなど、メジャーな娯楽・レジャー施設の障害者割引については別記事で紹介します。

神社・寺院

東京都内にある神社仏閣では明治神宮や靖国神社、浅草寺など有名な神社や寺院でも参拝自体が無料です。

なお神社仏閣に併設している宝物殿やミュージアム、庭園といった特別な施設では入館・拝観料が別途かかりますので以下の施設情報を参考にしてください。

城郭・城跡

東京都内にある城郭・城跡の入館料はほとんどが無料で、現在の皇居である江戸城のほか八王子城跡や石神井城跡なども見学自由です。

公園・庭園・植物園

東京都内にある公園や庭園、植物園でも障害者割引を設定しており、一般的に入園料を無料としているところが多いです。

障害者割引が適用される東京都内の公園・庭園・植物園の情報については、下記記事をご参考ください。

動物園・水族館

東京都内にある動物園や水族館でも障害者割引があり、入園・入館料が無料または割引です。

障害者割引が適用される東京都内の動物園・水族館の情報については、下記記事をご参考ください。

博物館・美術館

東京都内にある博物館や美術館でも障害者割引を設定しているところが多く、常設展は基本的に無料または半額です。

障害者割引が適用される東京都内の博物館・美術館の情報については、下記記事をご参考ください。

次項からは、展望台や遊園地、神社・寺院、城郭における利用料金に障害者割引が適用されているか、一例として各種施設を紹介しますので参考にしてください。

東京タワー

東京タワーは、日本のシンボルとして高さ333mを誇る東京のランドマークです。

もともとは関東地方のテレビやラジオの総合電波塔として1958年に開業し、現在では東京スカイツリーから電波を送れない場合の予備電波塔などとして使用されています。

展望台からは東京の街並みが一望でき、天気がよければ富士山・丹沢・秩父・筑波山などの山々を見ることも可能です。

夜間のライトアップも魅力的で、180個のライトによる定番ライトアップは毎年7月7日七夕を区切りに夏・冬バージョンがあります。

また17段の階層に設置した268台のLEDライト1つ1つの光が多様に変化し、月ごとや曜日ごと、時間によっても色が変わり、特別なイベントや記念日に描き出される特別ライトアップも注目です。

展望料金

一般個人料金(当日券の場合)

スクロールできます
区分メインデッキ(150m)トップデッキ(150m・250m)
大人1,500円3,300円(Web)/3,500円(窓口)
高校生1,200円3,100円(Web)/3,300円(窓口)
子供(小中学生)900円2,100円(Web)/2,300円(窓口)
幼児(4歳以上)600円1,500円(Web)/1,700円(窓口)

障害者料金(当日券の場合)

スクロールできます
区分メインデッキ(150m)トップデッキ(150m・250m)
大人750円1,650円(Web)/1,750円(窓口)
高校生600円1,550円(Web)/1,650円(窓口)
子供(小中学生)450円1,050円(Web)/1,150円(窓口)
幼児(4歳以上)300円750円(Web)/850円(窓口)

展望券を購入時に身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を提示することで、本人と介助者1人までが障害者料金で利用できます。

また、被爆者健康手帳や特定医療費(指定難病)受給者証を所有している人も割引対象です。

車いすを利用する人はバリアフリーで案内してくれるほか、盲導犬・聴導犬・介助犬の入館も可能です。

TOKYO DIAMOND TOUR料金(事前予約制)

スクロールできます
区分一般個人料金障害者料金
大人7,000円3,500円
高校生6,500円3,250円
子供(小中学生)4,700円2,350円
幼児(4歳以上)3,300円1,650円

TOKYO DIAMOND TOUR(東京ダイヤモンドツアー)は、1日最大70人(1ツアー最大10人)しか参加できない限定のプレミアム展望ツアーです。

専任パフォーマーとアテンダントが案内するため、待ち時間なくトップデッキからの展望を楽しめるほかフリードリンクとお菓子を楽しめる専用ラウンジ「Maple Lounge」が利用できます。

最後にはフレーム入りのオリジナル記念写真がプレゼントされ、ツアー終了後のMaple Loungeやメインデッキの再利用なども可能です。

チケットは事前予約制のため、Webからの申込みになります。

詳しくは、公式サイトをご参考ください。

参考:TOKYO DIAMOND TOUR(東京タワー)

入場時間

メインデッキ9:00~23:00(最終入場22:30)
トップデッキ9:00~22:45(最終入場22:15)
東京ダイヤモンドツアー12:00・13:00・14:00・15:00・16:00・17:00・18:00

休業日

年中無休

メインデッキは混雑状況により、最終入場時間が早まることがあります。

トップデッキと東京ダイヤモンドツアーは、荒天をはじめ他の理由により営業を中止することがあります。

交通アクセス

所在地東京都港区芝公園4-2-8
交通アクセス都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」駅赤羽橋口より徒歩5分
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅1番出口より徒歩7分
JR線「浜松町」駅北口より徒歩15分
公式サイト東京タワー

東京スカイツリー

東京スカイツリーは、高さ634mを誇る電波塔兼観光施設で、ギネス世界記録に認定された世界一高いタワーです。

2012年に開業し地上デジタル放送やFMラジオ放送、スマートフォン向け放送などの電波を安定的に送信し電波塔としての役割を担っています。

観光面では地上350mの天望デッキと450mの天望回廊から東京の景色を楽しめるほか、周辺に東京ソラマチなどの商業施設や水族館、プラネタリウムが集まっています。

展望料金

一般料金(当日券の場合)

区分天望デッキ+天望回廊セット券天望デッキ
大人3,500円(3,800円)2,400円(2,600円)
中人2,350円(2,550円)1,550円(1,650円)
小人1,450円(1,550円)950円(1,000円)
5歳以下無料無料
( )内は休日料金で土日祝日、GW、お盆、年末年始、その他一部特定日
大人は18歳以上、中人は中学・高校生(12~17歳)、小人は小学生(6~11歳)

障害者料金(当日券の場合)

区分天望デッキ+天望回廊セット券天望デッキ
大人1,750円(1,900円)1,200円(1,300円)
中人1,200円(1,300円)800円(850円)
小人750円(800円)500円(500円)
5歳以下無料無料
( )内は休日料金で土日祝日、GW、お盆、年末年始、その他一部特定日
大人は18歳以上、中人は中学・高校生(12~17歳)、小人は小学生(6~11歳)

身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳を提示することで、本人と同伴の人(障害者と同数まで)は障害者料金が適用されます。

営業時間

平日10:00~22:00(最終入場は21:00)
休日9:00~22:00(最終入場は21:00)

年末年始は通常と異なる営業時間のため、公式サイトの営業スケジュールを確認してください。

休業日

年中無休

交通アクセス

所在地東京都墨田区押上1-1-2
交通アクセス東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅
東京メトロ半蔵門線「押上(スカイツリー前)」駅」
公式サイト東京スカイツリー

東京シティビュー(六本木ヒルズ展望台)

東京シティビューは、六本木ヒルズ森タワー52階にある展望台です。

全面ガラス張りの開放感あふれる屋内で、海抜250メートルの高さからどこまでも広がる東京の夜景を一望できます。

東京タワーと東京スカイツリーを同時に見ることができ、レインボーブリッジやお台場も見渡せる絶景スポットです。

入館料

東京シティビューへの入館は事前予約制を導入しているため、オンラインチケットで日時指定券の購入・予約が必要です。

なお、当日の日時指定枠に空きがある場合は事前予約なしで入館できます。

当日入館の場合は、六本木ヒルズ森タワー3階にあるチケットカウンターで美術館・展望台チケットを購入することになります。

スクロールできます
区分オンライン料金当日窓口料金団体料金
一般2,200円2,400円2,000円
学生(高校・大学生)1,600円1,700円1,400円
子供(4歳~中学生)1,000円1,100円800円
シニア(65歳以上)1,900円2,100円1,700円
障害者(必要なし)無料
団体料金は15人以上から

障害者の入館について

東京シティビューでは身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などを提示することで障害者本人と介助者1人まで入館料が無料です。

六本木ヒルズ森タワー3階のチケットカウンターで各種手帳を提示することで当日分のみ購入でき、事前の日時指定券の申し込みは必要ありません。

開館時間

10:00~22:00(最終入館は21:30)

開館時間は変則的で閉館・最終入館が早まる場合もあるため、事前に公式サイトで確認してください。

休館日

不定期

展覧会やイベントの開催などにより不定期に休館することがあるため、事前に公式サイトで営業スケジュールを確認してください。

交通アクセス

所在地東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
交通アクセス東京メトロ日比谷線「六本木」駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)
都営地下鉄大江戸線「六本木」駅3出口より徒歩6分
都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅7出口より徒歩9分
公式サイト東京シティビュー

六本木ヒルズ森タワー内にある森美術館の障害者割引については、下記記事をご参考ください。

東京ジョイポリス

東京ジョイポリスは、お台場の屋内型遊園地です。

デックス東京ビーチ内にある施設のため、雨の日も楽しめます。

ジェットコースターなどのアトラクションも充実しており、楽しさいっぱいのテーマパークです。

利用料金

スクロールできます
種別通常料金障害者割引料金
入場券のみ1,500円(1,200円)無料
パスポート5,800円(4,800円)4,300円(3,600円)
イブニングパスポート4,800円(3,800円)3,300円(2,600円)
大人は18歳以上、( )内は小・中・高生の料金

パスポート料金は開館時間からの入場券とアトラクション乗り放題を含めたセット料金、イブニングパスポート料金は15時以降の入場券とアトラクション乗り放題のセット料金です。

障害者の利用について

身体障害者手帳や療育手帳を提示することで、本人と同伴者2人までが障害者割引料金で利用できます。

開館時間

平日11:00~19:00(最終入場は18:15)
土日祝10:00~20:00(最終入場は19:15)

休館日

年中無休ですが、デックス東京ビーチの営業に準じます。

交通アクセス

所在地東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ 3~5F
交通アクセスゆりかもめ「お台場海浜公園」駅より徒歩2分
りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩5分
公式サイト東京ジョイポリス

東京サマーランド

東京サマーランドは、あきる野市にある遊園地併設の広大なウォーターパークです。

全長650メートルもある日本最大級の流れるプールや6人乗りのウォーターアトラクションがある屋外プールエリアが人気スポットとなっています。

他にも天候を気にせず遊べる屋内プールや温浴施設のほか、子ども用のプールや乗り物も充実しています。

目玉となっている屋外プールエリアの全面オープンは7月から9月末まで、一部エリアでは5月から先行オープンしているそうです。

利用料金

区分一般料金障害者割引料金
大人4,100~5,600円2,000~2,900円
中学生3,500~4,900円1,800~2,600円
小学生2,800~3,900円1,700~2,400円
幼児2,100~2,800円1,600~2,100円
シニア2,100~2,800円1,600~2,100円
上記料金表に15時入園の料金は含まない
大人は高校生~64歳まで、幼児は3歳~未就学児、シニアは65歳以上

利用料金は時期や利用時間によって変動しますので、詳しくは公式サイトの料金スケジュールを確認してください。

障害者の利用について

東京サマーランドの障害者割引は、福祉割引という名称で料金設定されています。

身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を園内のチケット売場に提示することで、本人と付き添いの人1人までが割引料金で利用できます。

また妊娠中の人も母子手帳をチケット売場に提示することで、妊婦本人のみ障害者割引と同じ料金で利用可能です。

開園日時

遊園地10:00~17:00/20:00
プール10:00~16:30/19:00

時期によって閉園時間が変動するため、公式サイトの営業スケジュールを確認してください。

休園日

夏季期間中はほぼ営業していますが、シーズンオフの期間は休園日があります。

台風や工事などにより臨時休園する場合もあるため、事前に公式サイトなどで確認してください。

交通アクセス

所在地東京都あきる野市上代継600
交通アクセスJR中央線「八王子」駅より路線バスで約30分
京王線「八王子」駅中央口より路線バスで約35分
JR青梅・五日市線「秋川」駅より路線バスで約10分(タクシーの場合は約5分)
公式サイト東京サマーランド

浅草花やしき

浅草花やしきは、1853年の江戸時代末期に開園した日本最古の遊園地です。

もともとは牡丹や菊細工の花園として誕生しましたが、戦後に遊園地として再建されました。

コンパクトな園内で広すぎず、子ども連れでも移動しやすいのが特徴です。

レトロな雰囲気で日本最古のローラーコースターをはじめとする昔ながらのアトラクションがあります。

縁日や飲食店舗が並びステージイベントも開催されるなど、幅広い世代に親しまれている浅草の観光スポットです。

入園料

スクロールできます
区分一般料金(乗り物は別料金)団体料金(乗り物5回券セット)
大人(中学生以上~64歳)1,600円1,000円(2,600円)
小人(5歳〜小学生)800円500円(2,100円)
シニア(65歳以上)800円500円(1,900円)
幼児(0〜4歳)無料無料(無料)
障害者無料
一般料金での乗り物は別料金でアトラクションごとに1回100円

障害者の入園について

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示することで障害のある本人の入園料が無料です。

営業時間

10:00~18:00(最終入園は17:30)

季節・天候により変動する場合があります。

休園日

不定期のため、公式サイトの営業カレンダーを確認してください。

交通アクセス

所在地東京都台東区浅草2-28-1
交通アクセスつくばエクスプレス「浅草」駅より徒歩5分
東京メトロ銀座線・浅草線・東武スカイツリーライン「浅草」駅より徒歩10分
公式サイト浅草花やしき

神社・寺院

東京都内にある神社・寺院の拝観料はほとんどが無料で、明治神宮や靖国神社、浅草寺なども参拝無料です。

なお併設している宝物殿やミュージアムといった資料館は入館料がかかりますので、一例として以下を参考にしてください。

明治神宮ミュージアム

明治神宮ミュージアムは、明治神宮のご祭神である明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品々を末永く保存、展示するために建てられた施設です。

1階は杜の展示室で、明治神宮の歴史や日々の営みをわかりやすくご理解いただける展示や映像を観賞できます。

2階の宝物展示室ではエドアルド・キヨッソーネの描いた明治天皇・昭憲皇太后の御尊影や六頭曳儀装車をはじめとした御宝物を展示し、企画展示室では特別展・企画展を行っています。

入館料

一般1,000円
高校生以下900円
小学生未満無料
障害者無料
団体(20名以上)900円

開館時間

10:00~16:30(最終入館は16:00)

交通アクセス

所在地東京都渋谷区代々木神園町1-1
交通アクセスJR「原宿」駅表参道改札西口から徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉」駅2出入口より徒歩5分
公式サイト明治神宮ミュージアム

遊就館(靖国神社)

遊就館は、靖国神社の境内に併設された宝物館です。

幕末以来、国のために尊い命を捧げ靖国神社に祀られたご祭神の貴重な遺品や戦争に関する史資料、武具甲冑、宝物などを保存・展示しています。

22部屋の展示室と2つの映像ホールで構成され、展示室では主に英霊の遺書・遺品と歴史記述パネルを展示、映像ホールでは靖国神社や英霊に関する映画を上映しています。

入館料

大人1,000円
大学生500円
中高校生300円
小学生以下無料
障害者無料

靖国神社の境内参拝は無料ですが、宝物館である遊就館の拝観は有料です。

各種障害者手帳や障害者手帳アプリ「ミライロID」を提示することで、本人と介護者1人までは無料で入館できます。

開館時間

9:00~16:30(最終入館は16:00)

休館日

年中無休ですが、臨時休館する場合があります。

交通アクセス

所在地東京都千代田区九段北3-1-1
交通アクセスJR総武線「飯田橋」駅西口より徒歩10分
JR総武線「市ケ谷」駅より徒歩約10分
東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅出口1より徒歩約5分
公式サイト遊就館(靖国神社)

上野東照宮

上野東照宮は、上野恩賜公園内にある1627年創建の神社です。

徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする東照宮の1つで、日光や久能山のほか全国に数多く鎮座しています。

8代将軍の徳川吉宗と15代将軍の徳川慶喜もご祭神として祀られており、その豪華さや由来から日光東照宮と久能山東照宮とを合わせて三大東照宮の1つとしても知られています。

参拝自体は無料ですが、社殿(金色殿)や透塀、唐門などの重要文化財を見学するには拝観料が必要です。

拝観料

大人(中学生以上)700円
小学生400円
未就学児無料
団体(20名以上)600円

上野東照宮では障害者割引による拝観料の割引はありませんが、神社参拝はどなたでも無料です。

参拝・拝観時間

参拝夏季( 3月~9月) 9:00~17:30、冬季(10月~2月) 9:00~16:30
拝観夏季(3月~9月) 9:30~17:00、冬季(10月~2月) 9:30~16:00

休業日

年中無休ですが、季節・天候により変更することがあります

交通アクセス

所在地東京都台東区上野公園 9-88
交通アクセスJR線「上野」駅公園口より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅より徒歩10分
公式サイト上野東照宮

城郭・城跡

小田原城や大阪城などの名城では、一般的に入館料がかかります。

一方で東京都内にある城郭・城跡の入館料はほとんどが無料で、現在の皇居である江戸城のほか八王子城跡や石神井城跡なども見学自由です。

江戸城(現在の皇居)

江戸城は、徳川家康が築いた大規模な城郭で日本最大級の城です。

江戸時代には徳川将軍家の居城であり徳川幕府が本拠とした城で、政庁としての役割も果たしていました。

現在では天皇陛下・皇后陛下がお住まいになる皇居であるとともに、年間100万人以上の観光客が訪れる人気の観光地です。

皇居外苑に含まれる濠および宮内庁管理の東御苑の一部などが、特別史跡江戸城に指定されています。

入園料

皇居外苑無料
北の丸公園無料

皇居外苑と北の丸公園内にある休憩施設での飲食は有料です。

開園時間

皇居外苑と北の丸公園ともに常時開放していますが、国家行事などに伴う特別警備のために利用が規制される場合があります。

ただし各エリアにある休憩施設の営業時間は、10:00から16:00または17:00までです。

休園日

皇居外苑と北の丸公園ともに無休です。

なお国家行事などに伴う特別警備のために、一般の利用が規制される日があります。

交通アクセス

所在地東京都千代田区皇居外苑 1-1
交通アクセス(皇居外苑の皇居前広場)
東京メトロ千代田線「二重橋前」駅より徒歩約9分
都営地下鉄三田線「日比谷」駅より徒歩約9分
(皇居外苑の和田倉噴水公園)
東京メトロ千代田線「二重橋前」駅より徒歩約8分
都営地下鉄三田線「大手町」駅より徒歩約8分
(北の丸公園)
都営地下鉄新宿線「九段下」駅6番口
東京メトロ東西線・半蔵門線「九段下」駅6番口
公式サイト特別史跡江戸城跡

八王子城跡

八王子城跡は、北条氏の本城である小田原城の支城であり、北条3代目である氏康の三男・北条氏照が戦国時代末期に築いた山城です。

関東の西に位置する軍事上の拠点でもあり日本城郭協会の「日本100名城」に選定されるほどの名城でしたが、豊臣秀吉の関東制圧で落城しその後は復興されることなく森林に埋もれていったとされています。

見学料無料で、利用時間は9:00から17:00までです。

所在地東京都八王子市元八王子町3丁目
交通アクセスJR「高尾」駅北口1番バスのりばより西東京バス「高尾の森わくわくビレッジ」「宝生寺団地」「恩方ターミナル」「美山町」行きで「霊園前・八王子城跡入口」バス停下車、徒歩約20分
参考サイト八王子城跡

石神井城跡

石神井城跡は、鎌倉時代に築城された豊島氏の城館です。

三宝寺池の南にある石神井川の谷との間の台地にあり、東京都指定の史跡に選定されています。

以後は廃城となり都立石神井公園として整備されましたが、城の中心部にあたる内郭の土塁と空堀は現在も残っています。

所在地石神井台1丁目18番
交通アクセス西武池袋線「石神井公園」駅南口徒歩15分
西武池袋線「大泉学園」駅より西武バス・阿佐ヶ谷駅行き「三宝寺池」バス停下車徒歩3分
参考サイト石神井城跡

障害者割引が適用される観光スポットまとめ

東京都内で数多く点在する観光スポットでは、障害者であることを証明する各種手帳を提示することで本人と同行する人は割引または無料で観覧できることが多いです。

展望台や遊園地といった娯楽・レジャー施設が一般料金よりも安いのは嬉しいですし、同行する人も一緒に割引が適用されるので存分に楽しめますね。

都内の神社・寺院は、境内の規模が比較的小さめのせいか参拝料は基本的に無料です。

一方で京都や奈良などスケールの広い神社仏閣では拝観料がかかりますが、筆者の経験上から障害者割引があります。

また都内にある城郭の入館料も基本的に無料が多い一方で、小田原城や大阪城などは一般的に入館料がかかりますが障害者本人と同伴者1人は無料で入館可能です。

東京都内に限らず関東圏や他の都道府県でも障害のある本人と付き添いの人が無料・割引で利用できる観光スポットもありますので、公式サイトなどでチェックしてみてください。

週末の休みや観光には家族や友人などと一緒に、眺望を楽しんだり歴史に触れたりしながら過ごしてはいかがでしょうか。

以下の記事では、障害のある人が無料で入園できる東京都内の公園や庭園、植物園を紹介していますので併せてお読みください。

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この記事を書いた人

つむぎのアバター つむぎ クリエイター

重度難聴で耳あな型補聴器を装用
聴覚障害者として身体障害者手帳3級を所有
本業・副業ともにWebを中心としたデザイン制作

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